様々な計測装置に用いる画像処理アルゴリズムの研究開発を行っています。画像処理というと情報系?と思われるかもしれません。しかし、例えば光の波長オーダーの変化を捉えるような特殊なカメラを扱う場合では、光の物理的な特性を考慮したアルゴリズムを構築する必要があるため、応用物理的な知識も重要になっていきます。企業での研究は大学の研究とは異なる部分もありますが、どちらもワクワクする楽しい仕事です。
研究室の新しい研究テーマの立ち上げから参加できたことです。手探りの部分も多くなかなか成果が出ずに苦しい時期もありましたが、先生や研究室の仲間と何度も議論を重ねて納得の行く結論を出せた経験は大きな財産になっています。外部の研究機関や海外の大学に滞在して研究したり、ベンチャー企業と製品開発したりと非常にエキサイティングな研究室生活を過ごさせてもらえました。
将来何をしたいかすでに決めている人もまだの人もいると思います。応用自然化学科では幅広い分野を学べるため、決めている人にとっては視野が広まりますし、まだの人も自分にあった分野にどこかで出会えるはずです。